みなさんこんにちは、くまお母です。
那須は冷え込む日が増えまして、朝晩は冬の匂いがしています。
ネコ達は暖かい場所を求めてヌクヌクしています。

先日、福島県の郡山市にあるマハロ動物病院にお邪魔してきました。

今回はクマ研で阿部美奈子先生による、「ネコのグリーフケアオンラインセミナー」にご参加いただき、郡山のルミュエ・ラ・クーを運営、グルーマーをされている伊藤さんと、セミナー後にメールでグリーフケアについてやりとりしたことがはじまりでした。
伊藤さんと、いつかマレーシアの阿部美奈子先生が郡山に来られる機会があったら直接お会いできたらいいですね。と話していたことがきっかけでした。
それがこんなに早く実現するとは思っていなかったので、嬉しいサプライズ☺️

動物医療のグリーフケアとは…
『グリーフとは直訳すると「悲嘆」。
自分にとって大切な対象を失ったときに起こる 自然な心身の反応のことです。
実はこのようなグリーフは日頃、ペットの様子がいつもと違う、 病気かもしれないと感じる瞬間から始まっています。
今まで当たり前のように幸せに暮らしてきた時間を失うかもしれない…
もしこの子がいなくなったらどうしよう…
悲しみや嘆きという単純に2つの感情ではなく、不安や心配、後悔や自責、他責や怒り、
期待や失望など…さまざまな心身の反応として体験します。 』
と阿部美奈子先生が、 グリーフケアを通して、ペットや飼い主の「心」を元気にする獣医師として診療され、新しい動物医療として「グリーフケア」を展開されています。
美奈子先生は
・待合室診療グリーフケア
・個別グリーフカウンセリング
・人材育成グリーフケアセミナー
などを行ってらっしゃいます。
当日はマハロ動物病院での、待合室診療の日でした。

当日、病院のお約束の時間の前に、伊藤さんとお話をさせていただき、これまでのお仕事の話や、グリーフケアについてのお話など、ネコの話で盛り上がりました。
その後、マハロ動物病院にお邪魔させて頂き、阿部先生とのお話の時間をいただきました。
マハロ動物病院は福島県郡山市内にあり、犬と猫の病院として、3年前にスタートされた動物病院です。
アットホームな「かかりつけ医」として散歩途中に気軽に立ち寄れるアットホームな病院を心がけていらっしゃるそうです。
今回は、美奈子先生の近況や、伊藤さんご自身がグルーマーのお仕事の中でグリーフケアにも取り組まれているのでそのご相談、私が今後どうグリーフケアを取り入れて、取り組んでいくか?、保護猫の話、動物福祉のお話など、あーっという間の1時間半でした。
最後はマハロ動物病院の院長の林崎先生と来月のグリーフケアフォーラムのお話などもさせていただきました。
12月に動物医療従事者向けのグリーフフォーラムが3年ぶりにオフラインでも開催されるのですが、私も参加させていただく予定です。
最後に林崎院長が飼ってらっしゃるパトロールスタッフのマハロと一緒に記念撮影。
明るくて、スタッフの皆さんも気さくにお声かけてくださいました。
マハロ動物病院の皆様、ありがとうございました!!

現在、待合室診療に取り組まれている病院はこちら。
(美奈子先生のHPから転載させていただきました。)
↓
<待合室診療実施動物病院>
みかん動物病院(秦野市)
秋川どうぶつ病院(あきる野市)
アセンズ動物病院(仙台市)
オノデラ動物病院 (宮城)
こころ動物病院(広島)
SASAKI animal hospital(ホーチミン ベトナム)
Jasmineどうぶつ循環器病センター(神奈川)
ツルノ動物病院(長崎)
ノア動物病院(東京・山梨)
学が丘動物病院(兵庫)
マハロ動物病院(福島)
もみの木動物病院(兵庫)
竜之介動物病院(熊本)
一般社団法人くまおは、飼い主とペットが安心して動物病院に通える環境が増えることを願って、今後も病院だけでなく、グリーフケアに取り組まれている先生、動物看護師の方、トリマーさんにもお話を聞いていけたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
