ACTIVITY

「ネコもSDGsプロジェクト」

「SDGs」(エスディージーズ)を知ってる方にも、知らない方にも

ヒトが住みよいまちや地球になるためには?と考えるきっかけが

「ネコ」であっても良いのではないかと考え、

2018年12月7日に立ち上げたプロジェクトです。

— くまおを見てくださってるみなさまへ —

いつもありがとうございます。

また、くまお母は突然何を語り始めるのか?と思われるかもしれませんが…

SDGsとは2030年に向けて、2015年に国連で採択された

「持続する開発目標」と日本では訳されていますが、

中身はとてもシンプルで

すべての人が健康で平和に暮らせるための全世界の17の目標 と

169のターゲットです。

(くまお母調べ)

*SDGsは国や、大きな企業だけが取り組むものではなく、

参加の条件もありません。

「全員」が参加して良い取り組みで、

先進国も、途上国も、国も企業も、NPOも、個人も、

あらゆる垣根を超えて、取り組むための目標です。

一見、とても難しい問題にも見えるのですが、

じつは私達の生活のまわりから、世界の問題を解決する

道が沢山つながっています。

それをネコが発信できて、

ヒトも入りやすくなれたら。と思い立ち上げました。

イヌやネコも沢山の国で飼われ、一緒に暮らす世界の一員です。

みなさんにとって2030年は近いですか?

遠いですか?

あと約10年後…

私はきっとアクビしてる間に

すぐにやってくるような気がしています(恐怖!)

なぜなら、10年前は「けっこう最近。」

な気がするからです笑。

2030年、くまおは健康に過ごせれば約20才。

まずは今のこの大切な時間をだいじに過ごし

2030年までにくまおやこぐまと一緒に

自分で楽しみながらできる事を考えてみたいとおもいます。

この私の文章力では…

なかなか伝えられないとおもいます。

私自身、わからないことがたくさんありますので

皆さんと社会のことを勉強しながら、

「ネコもSDGs」プロジェクトを一緒に作っていけたら嬉しいです。

この1年、くまおの活動を通して、

東京、大阪、宮城、鹿児島、長野、福島、岩手と

色んな地域におじゃまして、とても楽しい時間を過ごしました。

そこで沢山の方に、各地のネコの問題を教えていただいたり、

保護活動されてる方達から貴重なお話をお聞きして

気づいたことがあります。それは

「猫のことだけを考えて発信していても問題は解決しない」

ということでした。

ネコは私たち人間社会の中で共に暮らしています。

まずは飼い主さんが抱える家庭の問題や、教育の問題、

高齢化の問題、地域の問題、国の問題、環境の問題、

気候変動の問題などあらゆる問題を解決しないことには、

ヒトはもちろん、イヌやネコにとっても住みよい世界にはならないと

色んな方に教えていただきました。

各地のボランティアさんや、保護団体の方のお力だけでは

限界がありますし、限られた獣医さんが動くだけでも解決しません。

その地域の自治体や、国だけが取り組んでも成功しません。

行政、企業、市民がいっしょに問題を解決していくことが必要で、

それをくまおがどういうカタチで発信することで、

お手伝いができるか?考えていました。

そんなとき、くまおのイベントで

地域のことを大切にしている方、協力してくださる企業の方と出会い、

ネコもSDGsに繋がるイベントを実際に企画することができました。

(行政や、企業、市民が連携して、

ひとつの問題に取組むことはSDGsの17番目の目標でもあります。)

すべてのヒトが幸せに暮らせるために  国連が採択した17の目標 。

ネコの目線で考えたときにも必要な目標でした。

「ネコもSDGs」は

くまおならではのゆるさで

SDGsを多くのヒトに届けられたらと思います。

私は英語は話せないのですが、

SDGsは世界共通の目標。共通の言語になります。

「ネコ」と「SDGs」を通して、

世界の人とも近くに繋がることができるかもしれません。

身近な存在のネコをきっかけに、

ひとりでもSDGsを意識して考える人が増える事で

街や、世界が変わることのきっかけが「ネコ」かもしれません。

2030年までのくまおの法人の目標として

引き続き、「イヌやネコが安心して幸せに暮らせるように。」を目標に掲げ、

今後もくまおの活動を続けたいとおもいます。

地域の素敵な場所や人と繋がり、その土地を応援し、

保護猫のことや、ネコの健康のこと、

今勉強中のグリーフケアのことなども交えつつ

SDGsを楽しくお伝えしていけたらと思っています。

今後、くまおと一緒に2030年に向けて

いま自分たちにできることを考えてみませんか?

みなさんがネコとSDGsがつながった!と思う瞬間があったら

それを共有することで、ヒトとネコの輪もつながっていくと思います。

つづく世界、つづく日本、つづくネコ。

「ネコもSDGs」はじめます。

2018年12月7日 一般社団法人くまお くまお母 鎌田リナエ

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ご質問等ございましたらお気軽に
contactにてメッセージいただけますと幸いです。

<SDGsとは>
以下、外務省のコメントを引用しました。

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます

国連のサイト
http://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/

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くまお は4年前、山で暮らしていたところを

湘南鎌倉猫ほっとさぽーと」さんに *TNR活動の一環で保護され

その後、里親募集されていたところを、くまお父が発見。

お見合いののち、めでたく我が家にやってきました。

「くまおが山からおりてきた」というタイトルはそこから名付けられました。

くまお が我が家にやってきてから、たくさん良いことをもたらしてくれて、

すてきなご縁をたくさん運んできてくれました。

そんな くまお や、くまお を保護してくださった方々に、

何かお役に立つことができたら。と考えたのがこの活動のはじまりでした。

「すべての犬や猫が安心して幸せに暮らせるように。」

くまお や こぐま を通して、保護猫の存在をお伝えしたり

終生飼育の大切さ。を発信しながら

生き物も人間と一緒で尊厳をもって暮らせるよう

動物福祉のことを学びながら楽しく伝えることを目標としています。

「くまおが山からおりてきた展」では

くまおとこぐまのことを各地の猫のこともお話しながら

みなさまとのたのしい交流ができたらとおもいます。

(2018年は、大阪、東京、仙台、鹿児島、長野、福島にて開催)

責任もって発信しながら、少しずつでも長くこの活動を続けていくために。

「 一般社団法人くまお」 を立ち上げました。

難しい問題もたくさんあります。

すこしずつですが前向きに長く取り組んでいきたいとおもっております。

あたたかく見守っていただけるとうれしいです。

一般社団法人くまお 鎌田 リナエ

くまおは

神奈川県でくまおを保護してくださった「湘南鎌倉猫ほっとさぽーと」さん

熊本県地震支援がきっかけでご縁の繋がったフリーの動物看護師 「増子元美」さん

鹿児島県で保護猫カフェを運営しながら保護活動されている「中村順子」さん

千代田区で飼い主のいない地域猫の保護活動をされている「ちよだニャンとなる会」さん

福島県郡山市で保護猫カフェlove.labさんの活動を応援しています。

その他、個人で*TNR活動されている方の支援などを行っています。

*TNR活動とは

地域で飼い主のいない猫を、捕獲し、不妊手術を行い、地域に戻す活動です。

不幸な猫を増やさないために必要な活動です。